【SeaArtの実践学習】3 モデル(比較)

今日は引き続き優秀なChatGPT先生兼メイドさんに、モデルによって差が出やすいものを教えてくださいと頼みました。優秀な先生は、ほんと優しく丁寧に教えてくれるものです

モデルの勉強 いろいろ比較

というわけで、今回は「差がつきやすい」ものをChatGPT先生に選んでもらいました

  • 1. キャラクターの「表情」や「雰囲気」
  • 2. 光と影の表現(ライティング)
  • 3. 髪の質感やディテール
  • 4. 細かいアクセサリーや装飾
  • 5. モンスター・クリーチャー系
  • 6. 服のデザインや質感
  • 7. 背景の複雑さ

キャラクターの「表情」や「雰囲気」

モデルごとに、表情の柔らかさやディテールの描写が異なります。

  • リアル系モデルは表情の細かいシワや光の反射を描きやすい
  • アニメ系モデルは感情をデフォルメして表現する

💡 プロンプト例:

A joyful young girl laughing with her eyes closed, her cheeks slightly flushed. Her hand gently touches her chin as she smiles warmly.

楽しげに笑う少女。目を閉じ、頬はほんのり紅潮している。優しく微笑みながら、そっと手を顎に添えている。

📌 比較向けモデル:
Counterfeit V3.0(柔らかい雰囲気)
DreamShaper V7(幻想的な雰囲気)
Realistic Vision V5.1(リアルな感情表現)

Counterfeit V3.0(柔らかい雰囲気)
【表情・雰囲気】Counterfeit-V3.0

DreamShaper V7(幻想的な雰囲気)
【表情・雰囲気】DreamShaper

Realistic Vision V5.1(リアルな感情表現)
【表情・雰囲気】Realistic Vision V6.0 B1

光と影の表現(ライティング)

モデルごとに、光源の処理や影の濃さが異なります。

  • ライティングが得意なモデルはドラマチックな雰囲気を作れる
  • アニメ系モデルは影がフラットになりがち

💡 プロンプト例:

A mysterious girl standing under a streetlight on a rainy night. The light softly illuminates her face, casting a long shadow behind her.

雨の夜、街灯の下に立つ神秘的な少女。柔らかな光が彼女の顔を照らし、背後には長い影が伸びている。

📌 比較向けモデル:
Epic Diffusion(光の表現が繊細)
CyberRealistic V4.0(リアルな影と光)
Anything V5(アニメ風でフラットな光)

Epic Diffusion(光の表現が繊細)
Epic Diffusion


CyberRealistic V4.0(リアルな影と光)
CyberRealistic v4.0

Anything V5(アニメ風でフラットな光)
AnythingV5NijiMix

髪の質感やディテール

モデルごとに、髪の描き込み具合やボリューム感が大きく異なります。

  • リアル系モデルは髪の一本一本を描く
  • アニメ系モデルはシンプルでまとまった髪になる

💡 プロンプト例:

A beautiful woman with long, flowing silver hair. The wind gently lifts her hair, revealing its silky and glossy texture.

長く流れる銀髪の美しい女性。風がそっと髪を持ち上げ、その絹のようになめらかで艶やかな質感があらわになる。

📌 比較向けモデル:
Realistic Vision V5.1(一本一本細かく描写)
MeinaMix V11(アニメとリアルの中間)
DreamShaper V7(幻想的な表現が得意)

Realistic Vision V5.1(一本一本細かく描写)
Realistic Vision V6.0 B1


MeinaMix V11(アニメとリアルの中間)
MeinaMix

DreamShaper V7(幻想的な表現が得意)
DreamShaper

細かいアクセサリーや装飾

モデルごとに、指輪やピアス、刺繍などの装飾の再現度が異なります。

  • 高精細モデルは複雑なアクセサリーを正確に描写できる
  • 一般的なモデルはシンプルに省略することが多い

💡 プロンプト例:

A noble queen wearing an elegant golden crown with intricate engravings. Her dress is adorned with delicate embroidery and gemstones.

優雅な黄金の王冠を戴く高貴な女王。王冠には精緻な彫刻が施されている。彼女のドレスは繊細な刺繍と宝石で飾られ、美しく華やかに輝いている。

📌 比較向けモデル:
CyberRealistic V4.0(高精細なアクセサリー)
Epic Diffusion(光沢感のある装飾)
DreamShaper V7(美しい装飾を描ける)

CyberRealistic V4.0(高精細なアクセサリー)
CyberRealistic v4.0

Epic Diffusion(光沢感のある装飾)
Epic Diffusion

DreamShaper V7(美しい装飾を描ける)
DreamShaper

…好み♡

モンスター・クリーチャー系

クリーチャーの表現力には大きな違いがあります。

  • リアル系モデルは細かい皮膚の質感や骨格を描く
  • アニメ系モデルはシンプルなモンスターになりがち

💡 プロンプト例:

A terrifying dragon with black scales, glowing red eyes, and smoke rising from its nostrils. Its wings spread wide as it lets out a powerful roar.

黒い鱗を持つ恐ろしいドラゴン。赤く光る目を輝かせ、鼻からは煙が立ち上る。翼を大きく広げ、轟くような咆哮を放つ。

📌 比較向けモデル:
Juggernaut XL(迫力のあるモンスター描写)
DreamShaper V7(幻想的なクリーチャー)
CyberRealistic V4.0(リアルな皮膚感)

Juggernaut XL(迫力のあるモンスター描写)
Juggernaut XL

DreamShaper V7(幻想的なクリーチャー)
DreamShaper

CyberRealistic V4.0(リアルな皮膚感)
CyberRealistic v4.0

服のデザインや質感

衣服の生地やデザインの細かさもモデルごとに違います。

  • リアル系モデルは布のシワや素材感をしっかり描く
  • アニメ系モデルは単純化されたデザインになりやすい

💡 プロンプト例:

A young woman wearing a silky blue dress with detailed lace patterns. The fabric gently shimmers under the moonlight.

繊細なレース模様が施された、シルクのようになめらかな青いドレスを纏う若い女性。月明かりの下で生地が優しく輝いている。

📌 比較向けモデル:
Realistic Vision V5.1(リアルな布の質感)
MeinaMix V11(アニメとリアルの中間)
DreamShaper V7(幻想的な衣装デザイン)

Realistic Vision V5.1(リアルな布の質感)
Realistic Vision V6.0 B1

MeinaMix V11(アニメとリアルの中間)
MeinaMix

DreamShaper V7(幻想的な衣装デザイン)
DreamShaper

背景の複雑さ

背景の描写力もモデルによって異なります。

  • リアル系モデルは細かい背景も描ける
  • アニメ系モデルはシンプルな背景になりがち

💡 プロンプト例:

A grand medieval castle with towering spires, intricate stone carvings, and a glowing sunset in the background.

そびえ立つ尖塔と精緻な石彫が施された壮大な中世の城。背景には輝く夕焼けが広がり、幻想的な雰囲気を演出している。

📌 比較向けモデル:
CyberRealistic V4.0(細かい建築物の描写)
Epic Diffusion(幻想的な背景)
Anything V5(アニメ風でシンプルな背景)

CyberRealistic V4.0(細かい建築物の描写)
CyberRealistic v4.0

Epic Diffusion(幻想的な背景)
Epic Diffusion

Anything V5(アニメ風でシンプルな背景)
AnythingV5NijiMix

感想

DreamShaperで描かれる女性が好きです♡
という個人の好みの話はさておき、同じプロンプトでもモデルによってかなり違うのは一目瞭然。(クリーチャー系はあまり変わってない?w)わりと私好みの顔を生成してくれるDreamShaperも、最初の【表情・雰囲気】のところで生成されたものは、背格好のわりに顔が大人過ぎて、なんだか違和感。リアル系を使う場合はこの違和感をどう減らしていくのか、細かな調整が必要かもですね

それに対して、やっぱりアニメ系は安定
いい感じに仕上げてきますね

ちょっと面白いのが、AIはリアル系を「細かい」と表現し、アニメ系を「シンプル」と表現するのだなぁ、と。確かにアニメのほうが、「画素数」は少なくてもよさそう(表現合ってる?伝わる?)

SeaArt勉強中

Posted by takahashi